カラオケのしゃくりって何んだろう…。
しゃくりを入れるとカラオケの採点で高得点が狙えるよ。
カラオケや芸能人などがカラオケで高得点を目指す番組などで、「しゃくり」の文字が出てきます。
「しゃくり」とは歌唱をする際のテクニックの一つであり、しゃくりができると歌に表現力がつき上手に聴こえるテクニックです。
しゃくりができればカラオケで高得点も。
そこでこの記事ではしゃくりの意味やしゃくりを入れてカラオケで高得点を取る方法・しゃくりの出し方など紹介します。
カラオケのしゃくりとは?
「しゃくり」とは本来出すべき音よりも音程の低い音から、一気にかつ滑らかに元の音まで音程を上げるテクニックです。
下からグイッと「⤴」のようなイメージで音をしゃくり上げるため、「しゃくり」といわれています。
歌手で例を挙げると、福山雅治さんの「桜坂」がわかりやすいです。
出典元:福山雅治 Official
上記YouTubeの42秒から聴くとわかるのですが、Aメロ「揺れる木漏れ日」の「ゆ」の音を少し低めの音から出してしゃくり上げているのがわかります。
何度か聴くとわかりやすいです。
自然で違和感なくしゃくりが使われており、しゃくりを入れているため抑揚がついて聴こえます。
しゃくりを使うとカラオケでも高得点を狙え、周りの人と差をつけられる可能性もあるためぜひ活用してみてくさだい。
しゃくりを使うメリット・デメリット
しゃくりを入れるとカラオケで高得点が狙えますが、他にもメリットがあります。
上手くしゃくりを使わないとデメリットになってしまう場合もあるでしょう。
ここではしゃくりのメリット・デメリットを紹介します。
①しゃくりを使うメリット
しゃくりはカラオケの加点ポイントであるため、しゃくりを取り入れられると高得点が狙えます。
しゃくりを使うと言葉を言葉を滑らかに繋げられるため、歌に「滑らかさ」「柔らかさ」がプラスされ抑揚がつきます。
抑揚がつくと感情が込められるため、プロっぽく歌えるでしょう。
カラオケで高得点がねらえ、抑揚がつきプロのように歌えるようになるのは嬉しいですね。
②しゃくりを使うデメリット
しゃくりを多く使ってしまうとカラオケで減点されてしまいます。
しゃくりは元の音の下の音から音程を上げるため、使い過ぎると音程が安定せず音を探っていると機械に勘違いされ減点されてしまう場合も。
せっかくしゃくりができても減点されては意味がありません。
入れ過ぎるとカラオケで減点されてしまうため、後ほど紹介する「③タイミングが大事」を参考に、上手くしゃくりを使いましょう。
カラオケでしゃくりを入れて高得点をとるには?
しゃくりはカラオケで高得点が狙えたり、抑揚をつけて感情を伝えたりするメリットがありました。
同時にデメリットもあるため、高得点がとれるように取り入れる必要があります。
ここではしゃくりを入れてカラオケで高得点をとる方法を紹介します。
①素早くしゃくり上げる
しゃくりを入れてカラオケで高得点を取るには、素早くしゃくり上げるのがおすすめです。
しゃくりには素早くしゃくる方法と、ゆっくりしゃくる方法があります。
ゆっくりしゃくると歌に深みをもたせられますが、カラオケでは素早くしゃくった方が点数になります。
低音を長く響かせ時間をかけてしゃくると、音程が取れていないと認識され減点されてしまうので素早くしゃくるようにしましょう。
低音を長くしてしゃくると粘りっこく聞こえてしまい、聴き手にも上手く聴こえないため注意するといいですね。
②しゃくりを入れ過ぎると減点される
しゃくりのメリット・デメリットでも触れましたが、しゃくりを入れ過ぎるとカラオケで減点されてしまいます。
大抵のカラオケの採点システムでは加点になるしゃくりの回数が15~20回程度といわれています。
20回以上しゃくりをいれても加点の効果がない場合や、音程が安定していないと判断され減点される場合も。
しゃくりを入れて高得点を取りたい場合は回数に注意して、前もってどこに入れるか考えておくのがおすすめです。
③タイミングが大事
しゃくりを効果的に使うためにはタイミングが大事です。
下記にしゃくりをいれるポイントをまとめてみました。
しゃくりは抑揚をつける効果があるため、上記の部分で使うと疾走感や感情を表しやすくなります。
サビや聴かせたいメロディーの部分でサビをタイミングよく使って、プロのような歌に表情をもたせられるようにできるといいですね。
しゃくりの出し方は?
カラオケでしゃくりを出せるようになれば、高得点が狙え周りとも差をつけた歌唱ができます。
しゃくりは実際にはどのようにしたらでるのか、しゃくりの出し方を紹介します。
①音を繋げて歌う
しゃくりは本来の音よりも半音程度低い音から元の音に持っていくため、なめらかに低い音と元の音を繋げて歌うようにします。
ブツブツと音が切れてしまうとしゃくりではなくなってしまい、高得点も上手く聴かせるのもできないでしょう。
しゃくりのイメージとしては「えぇ?」というときの「⤴」のイントネーションに近いため、イメージして練習してみてください。
しゃくりは滑らかである必要があるため、音と音を繋げて歌うようにしましょう。
②喉の力を抜く
しゃくりを入れるときは喉の力を抜いてリラックスします。
しゃくりだけではなく、歌うときには喉の力を抜くのがおすすめです。
喉の力が入っていると喉が閉まってしまい、しゃくりだけでなく綺麗な声も出ません。
喉をリラックスさせた状態でしゃくりも歌も行うようにしましょう。
③母音を意識する
しゃくりを入れるときには母音を意識して歌うと上手く聴こえます。
母音とは「た」であれば「あ」・「め」であれば「え」であり、この記事の「しゃくりとは」で紹介した福山雅治の「桜坂」の部分でいうと「ゆ」なので「う」です。
「ゆ⤴う」といったイメージで「ゆ」から「う」に素早く滑らかに繋げると上手くいきます。
ぜひ滑らかにつながるように自然なしゃくりを目指して練習してみてください。
④歌手のしゃくりをまねする
しゃくりはプロの歌手のしゃくりをまねしてみるのもおすすめです。
しゃくりが多く入っている曲の例としては優里さんの「ベテルギウス」や森山直太朗さんの「さくら(独唱)」など。
女性アーティストではAimerさんの「花の唄 」・LiSAさんの「紅蓮華」などがあります。
曲を聴いてどこの入っているのかみつけ、プロのしゃくりをまねしてコツを掴むのもおすすめです。
しゃくりを入れてカラオケで高得点を出そう!
しゃくりとは歌うときのテクニックの一つであり、本来の音よりも低い音からしゃくりあげて元の音程にする歌い方です。
上手にしゃくりを入れるには滑らかに素早くいれる必要があり、カラオケでも加点され採点で高得点が狙えます。
入れ過ぎると逆効果になってしまうので注意が必要です。
しゃくりを上手にいれられるように練習をして、ぜひ自然なしゃくりをマスターしてくださいね。
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